6月14, 15日に開催されたTrino FestのキーノートTrino for lakehouses, data oceans, and beyondを見たので日本語訳サマリーです。動画は以下のリンクで見ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=SJ1h-I7HoII&feature=youtu.be&themeRefresh=1
By the numbers
- 2022年11月から16回リリースされました
- 2023年に入ってからのコミット数は約2,250
- 合計のコントリビュータ数は660人以上
- Slackメンバーは現在9,900人以上
- 1,800社を超える2万人以上のコミュニティメンバー
- db-enginesランキングは96位から69位へ
New maintainers
新しいメンテナが2人追加されました。AWSのJames Pettyと、StarburstのManfred Moserです🎉全体のメンテナのリストはhttps://trino.io/development/roles.html#maintainersに載っています。
Table function improvements
新たに以下のテーブル関数が追加されています。
- exclude_columns
- sequence
- 指定された範囲の値を生成して返却。従来のスカラー関数は最大で10,000のエントリまでという制限がありましたがテーブル関数ではその制限は撤廃されています。
- query/raw_query
- リモートで実行するクエリを文字列として受け取って実行結果を返却します。queryテーブル関数はJDBC系のコネクタやBigQuery、Cassandra、MongoDB、raw_queryテーブル関数はElasticsearchコネクタでサポートされています。
- procedure
- SQL Server内のストアドプロシージャを実行
Fault-tolerant execution
性能の改善やストレージとしてHDFSも対象となりました。MongoDB, BigQuery, Redshift and Oracleコネクタへの対応が追加されました。
Schema evolution, (meta)data, and tools